みんな気になるワンピースの最大の謎の1つ
なぜシャンクスはルフィを助ける時に腕を失ったのか?
これ謎ですよねー、四皇になるほどの男がなんで?ってなりますよね。
今回はこの件を考えてみたいと思います。
シャンクスは当時から強かった?
まず前提条件として、13年前にフーシャ村に来た当時のシャンクスは強かったのでしょうか?
もし実は当時は弱かったとかだったら近海の主に腕を奪われた事も納得できますよね。
しかし、そんな事はありません。
シャンクスは当時から強豪海賊として知られています。
伝説と語り継がれるような鷹の目のミホークとの戦いを繰り広げ、あの白ひげに”おめェ程の男”と言われるほどの人物です。
そんな人物が弱いわけがありません!
ちなみに「ONE PIECE FILM RED」でシャンクスがフーシャ村にいた時の懸賞金額が10億4000万べりーだと判明しています。

これほどの大人物がフーシャ村を出たばかりのルフィが一発で倒せる近海の主に腕を奪われた事が非常に不思議です。
ルフィが倒した近海の主とは別個体のメチャクチャ強い生物だったとか、何らかの理由があってシャンクスは当時力を失っていたとか。
絶対無いとは言い切れませんが、おそらくそんな理由ではないでしょう。
ゴムゴムの実が関わっている?
シャンクスが腕を失った背景にはゴムゴムの実が関係していると思います。
カイドウ撃破後のルフィの手配書の顔を見たシャンクスは特に驚きはせずに、”これがニカか”と言わんばかりの反応をしています。

つまりシャンクスはニカの事を知っていたという事になります。
そう考えると、政府の護送船を襲って悪魔の実を奪った時にはゴムゴムの実がニカの実だと知った上で奪ったと考える方が自然ですよね。
だってニカの実だという事を知らなかったとしたら政府の船を襲ってまでゴムになるだけの実を奪う事は普通はしないでしょうし。
明確な目的を持って奪ったという事ですね。
おそらくゴムゴムの実は本来はシャンクスが食べようとしていたんじゃないですかね?
それで得たニカの力で何かをしようとしていたのではないでしょうか。
カイドウとの戦いで五老星が覚醒を危険視していたので、単純な強さ以上の力があるのは間違いないでしょう。
しかし、その計画はゴムゴムの実はルフィが食べた事で狂ってしまいます。
ゴムゴムの実を再び手に入れるにはルフィが死ぬしかありませんが、シャンクス達はルフィを殺す事はしませんでした。
ゴムゴムの実が復活しても再び見つけるのが難しいという理由もあったかもしれませんが、それ以上にフーシャ村に1年間滞在して友人となったルフィを殺す事がシャンクスにはできなかったんだと思います。
そうなるとシャンクスとしては自分がやろうとしていた事をルフィに託す事になります。
これがシャンクスが腕を失った理由に繋がると思っています。
なぜシャンクスは腕を失ったのか?
シャンクスはルフィに自分の代わりにニカの能力で何かをしてもらおうと考えています。
そのためにはルフィにシャンクスと同じくらい強くなってもらう必要がありますが、そんなに甘いものではありません。
生半可な気持ちで海に出れば簡単に命を落としてしまうくらい海賊になる事は危険な事です。
それをルフィに身をもって知ってもらうため、そしてルフィがシャンクスを目標にして成長するためにあえて腕を失ってルフィを助けたのではないでしょうか。

山賊のヒグマがルフィをさらって海に連れ出す事を計算していたわけではないと思うので、偶然起こった事ルフィ誘拐事件でシャンクスはルフィに海の苛酷さを伝えたのでしょう。
もしこの事件がなければ別の方法で伝えているんじゃないでしょうか?
おそらくその別の方法でも自分を犠牲にする形で。
シャンクス自身が子供の頃から海賊をやっているので、ルフィの成長に必要なものがわかっていたのかもしれないですね。
もしかしたらシャンクスも同じようにロジャーに助けられた過去があるのかも?
文字通り自分の腕をルフィに懸けたシャンクス。
成長したルフィがそれにどう応えてくるのか展開が気になりますね。

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