カイドウ・オロチの処刑によって命を落としたと思われていた光月おでんですが、1007話の最後にまさかまさかの登場をしました。
この光月おでんは本物なのか?それとも・・・
本物の光月おでんだとしたら
1007話に登場した光月おでんがもし本物だと仮定した場合、不自然な点と自然な点があります。

不自然な点:姿が20年前のまま
光月トキの能力で20年後に飛ばされなかった傅ジロー達は20年分歳をとり、姿も当時と変わっているが、ここで登場した光月おでんは20年前の姿です。
可能性があるとしたら、光月トキの能力で20年後に飛ばす事ですが、おでんはカイドウが直接とどめを刺しています。
下っ端が処刑したなら生き残っている可能性がありますが、カイドウが直接手を下しているのに生存している可能性はほぼ無いでしょう。
仮に、もし生存していたとしても光月トキがカイドウの追っ手に追われている状況で死亡したと思っているおでんの元に来て未来に飛ばす事は難しいと言えます。
なので、未来に飛ばす事が難しい以上、20年前の姿のままというのは考えにくいです。
自然な点:昔と違う刀を所持している
おでんは処刑される前に自分の刀を2本子供たちに託しています。
なので、閻魔、天羽々斬はおでんの元にはありません。
今回登場したおでんの持っている刀を見てみると、鍔の形が違うので、別の刀を2本所持していると言えます。
仮におでんが生存していた場合、新しく自分用に2本の刀を調達するのは自然な事なので、おでん生存を肯定する1つの根拠になるかもしれませんね。
ただ、名刀ならともかく普通の刀の場合、誰でも調達できると思うので根拠としてはだいぶ弱いです。鬼ヶ島で倒れた侍の刀を拾えば2本くらい簡単に手に入りますしね。

光月おでんが偽者だとしたら
もしおでんが偽者だとした場合、何らかの能力によるものでしょう。
どんな能力が考えられるのか?
マネマネの実の能力
マネマネの実の能力なら光月おでんになる事ができます。
しかし、マネマネの実の変身条件として変身対象者に触れる必要があります。
現在のマネマネの実の能力者はMr.2ボン・クレーですが、彼はインペルダウンに囚われています。
その上、光月おでんの処刑と先代のマネマネの実の能力者の死亡は同じ時期なのでボン・クレーが能力を手にしてからおでんに触れるチャンスはありません。
なので、マネマネの実の可能性は無いでしょう。
イヌイヌの実(九尾の狐)の能力
イヌイヌの実幻獣種:九尾の狐の能力ならおでんに変身する事ができるかもしれません。
変身の条件が不明ですが、カタリーナ・デボンなら年齢的に光月おでんと会った事があってもおかしくないので、変身できる可能性は十分あります。(年齢は見た目からの勝手な推測ですが・・・)
もしワノ国でおでんに会った事があるなら、錦えもん達とおでんの関係性も知っている可能性があるので、おでんに忠誠を誓っている赤鞘達に直接会いに行ったのもわかります。
しかし、疑問もあります。
なぜおでんの姿で赤鞘達に会いに行ったのでしょう?
仮に、カイドウを倒す事が目的だった場合、赤鞘達にも協力してもらいカイドウに挑むという事が考えられますが、おでんと赤鞘の関係性を知っているなら赤鞘達は自分たちでカイドウに挑む事はわかるはずです。
では赤鞘達を黒ひげ海賊団に引き入れるためにおでんの姿で現れたのか?
正体がバレた時に反旗を翻され、痛手を被る可能性が高いためするとは思えません。
それなら赤いポーネグリフの情報を得るためか?
カイドウが所持している情報を得るためならカイドウ側の人間に変化するはずです。
ただ、ルフィ達がカイドウに勝つ前提で考えている場合、赤いポーネグリフをロビンに読んでもらうための仲介役として赤鞘に近づいた可能性はあります。
おでんはポーネグリフを読めますが、おでんと関りがほぼ無いと思われるデボンはその事を知らない可能性が高いですしね。
おでんの姿で現れた理由をいくつか考えてみましたが、わざわざ赤鞘に会いに行った理由としては弱かったり不確定要素が多いので説得力が足りないと思います。
デボンがおでんの姿で現れる事ができる可能性は十分あると思いますが、目的が見えてこないので現実的では無いと思います。

カン十郎の描いた絵
カン十郎が描いた絵ならおでんを作り出す事ができます。
錦えもん達に正体を明かした時は絵のカン十郎でしたが、普通に会話することができ、錦えもん達が絵と気付かないコピーでした。

赤鞘の1人であるカン十郎なら描いたおでんを錦えもん達の元に向かわせるのも理解できます。
では理由はなぜか?
理由は20年前に果たせなかったおでんと赤鞘9人男によるカイドウ討伐を果たすためではないでしょうか?
オロチに仕えてきたカン十郎ですが、そのオロチはカイドウに殺されました。
主君の仇を取るために赤鞘と協力しようとした可能性もありますが、カン十郎には心が無いとオロチが言っているので、カイドウにオロチが殺された時も何も感じなかったかもしれません。
しかし、オロチが死に、自分に命令を出す者がいなくなった今、過去にオロチがカン十郎に出した「光月として生き、光月として死ね」という命令に従い行動した可能性もあるのではないでしょうか?

もしおでんがカン十郎が能力で描いたとすると、錦えもん達を手当てした人物もカン十郎が描いた人物の可能性がありますね。
以前書いた記事で手当てをした人物について考えましたが、カン十郎が描いた人物というのは考えていませんでした。
酷い裏切りをしてますしカン十郎が許される事は無いと思いますが、カン十郎がカイドウ打倒のために協力するのは熱い展開ですね。
結論
結論としてはおでんは生存していなくて、錦えもん達の前に現れたのはカン十郎が描いたおでんである可能性が高いと思います。
果たして予想通りなのか!?それとも驚きの真実があるのか!?
今後の展開が楽しみです。
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